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その不調、心の病気かも?適応障害の原因や症状、治療方法

心のお悩みやストレス・困ったらプロに相談

学校や職場など、新しい場での生活は期待を持って過ごす方は多いでしょうが、いつまでも環境の変化に慣れずに心身に不調をきたす場合、心の病気の可能性があります。そんな心の病気の1つ「適応障害」は原因がはっきりしているので、不調を感じたときはその原因から離れたり適切な治療を受けたりすることが必要です。

そこで今回は、適応障害の原因や症状、治療方法について解説します。

適応障害とは

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適応障害とは、特定の環境に慣れることができずに身体的・精神的にさまざまな不調をきたす心の病気です。誰でも、新しい環境で過ごすことに対して不安や焦りを感じることはあるでしょうが、多くの場合は時間の経過とともに順応していき、当初ほどの不安は感じなくなります。しかし適応障害では、強いストレスを感じてしまうことで症状が現れます。

程度の差はあれど、環境の変化は多くの人に影響を及ぼします。そのため、適応障害とみられる症状があったとしても、このような症状がない第三者に「甘え」や「性格の問題」で片付けられてしまい、治療が遅れることが問題となっています。適切な治療を受けずに適応障害を放置していると、うつ病を発症するリスクも高くなってしまいます。

適応障害の症状

適応障害は、人によって症状が異なります。適応障害に多くみられる症状は、以下の3種類に分けられます。

体の症状倦怠感・疲労感、食欲低下、不眠、吐き気、頭痛、肩こりなど
心の症状抑うつ気分、不安、焦り、イライラ、意欲・思考力低下など
行動の変化無断欠勤、飲酒量増加、行動的な言動

上記のように、適応障害では心の症状と体の症状に加えて行動の変化も含まれるので、日常生活に支障をきたす場合があります。

適応障害の診断基準

適応障害の治療を受けるには、精神科や心療内科で受診する必要があります。適応障害は、主に以下の基準を元に判断されます。

・心理的・社会的ストレスが明らかに認識されていて、そのストレスにさらされて3ヶ月以内に発症している
・一般的なストレスによる症状よりも明らかに強い症状が出ている
・症状が強く、日常生活に支障をきたしている
・ストレスの原因がなくなれば、6ヶ月以内に症状がおさまる
・他の精神疾患がない

適応障害の原因

適応障害の大きな原因はストレスです。ストレスになる環境や出来事が明らかであることが適応障害の特徴で、ストレスで精神的に非常につらく感じる、耐え難い負荷がかかってしまうことにより、さまざまな症状が出てしまいます。適応障害の原因には、大きく分けて外部要因、内部要因の2種類があります。

外部要因

外部要因は、その人が置かれた環境が大きく関わります。一人ひとりが置かれた環境は異なるので、どのようなストレスが適応障害の原因になるのかも人によって異なります。学校や職場などの環境が原因で適応障害を発症するケースは多いですが、経済状況の変化や結婚・出産などで新しい生活環境になったとき、入院や長期治療を要する病気を発症した際に治療生活を送っているときに適応障害が発症することもあります。

適応障害の原因はストレスとはっきりしているので、その原因となっているストレスから離れる、または除去することによって症状の改善が見込めます。しかいし、ストレスからなかなか離れられない、除去が困難な場合は症状の長期化や慢性化のおそれがあります。

内部要因

内部要因とは、一人ひとりの性格や考え方による原因を指します。適応障害と診断されていない人であっても、多かれ少なかれ人は精神的な負担を感じるものです。しかし、適応障害を発症している人と同程度のストレスを受けていたとしても、適応障害を発症しない人もいます。これは、ストレスによる負荷の感じ方の差が生まれ持った性格や考え方、ストレス耐性などの内部要因に関わるためです。

つまり、一人ひとりが持つ内部要因とストレス負荷がマッチしないことが、適応障害発症の原因となり得るというわけです。

適応障害を治療するには

適応障害の原因はストレスとはっきりしているので、症状を改善するには基本的にその原因を取り除くことが一番の治療方法です。そのため、適応障害の治療ではまず原因を明確にした上で具体的な治療方法を見つけていく流れとなります。

環境を変える

外部要因が原因の適応障害には、原因となっている環境を変えることが第一の治療方法となります。まずは、原因である環境から離れて休むことが必要です。適応障害の治療で休む場合、数日程度の短期間の休みではなく1ヶ月単位で長めの休みを取るのがポイントです。そのため、その時点で医療機関を受診している場合は、学校や職場を休む際に診断書を提出しておきましょう。長めの休みを取った後は、十分な睡眠と栄養を取って過ごしましょう。

職場の環境が原因の場合、休みから復帰した時点で環境が変わっていなければ意味がありません。部署の異動や役職変更などを職場に申し出て、環境を変える必要があります。それらが難しい場合は、転職も検討するべきです。

医療機関で治療を受ける

環境を変えただけでは不十分だった場合、または適応障害の原因となっている環境を変えることが難しい場合は、医療機関で治療を受ける選択肢もあります。

心理療法・行動認知療法

心理療法は、医療機関で受けられる適応障害の治療の中でも一般的な方法です。医師のヒアリングやカウンセリングを通して原因を探っていき、身の回りの事柄や考え方、行動パターンを見直して心の中にあることを整理します。

また、ストレスに対してどのような行動をしているかを明らかにして、その行動パターンを変える認知行動療法を行うこともあります。

投薬治療

適応障害の治療には、上記の心理療法や認知行動療法が行われることが多いですが、不眠や倦怠感など適応障害の症状によって学校や仕事、普段の生活に支障をきたしている場合は苦痛を和らげる目的で投薬治療が行われることがあります。抗うつ薬や睡眠導入剤、抗不安薬などが使用されますが、薬はあくまでも短期間で少量を使うのが適応障害の投薬治療のポイントです。

カウンセリングで相談する

自分は適応障害かもしれない、またはそこまで重症ではないけれど心に不安を抱えているなど、心療内科にかかるほどではないけれど何らかの不調を感じているときは、カウンセリングを受けてみるのも1つの方法です。フリーランスワーカー.jpには、さまざまな悩みを相談できるカウンセラーがスキルを出品しています。こちらで自分に合うカウンセラーを見つけて、まずカウンセリングを受けてみてもいいでしょう。誰かに心の悩みを相談したいときに、活用するのがおすすめです。

適応障害の再発を防ぐには

治療を進めて適応障害の症状が改善したとしても、同じ環境に戻ることで再発する可能性があります。適応障害の再発を防ぐには、やはり原因となっているストレスを溜め込みすぎないことが重要です。前述のカウンセリングを利用しながら、頑張りすぎず無理のない程度に穏やかに日々を過ごすことも、適応障害の再発を防ぐポイントとなるでしょう。

新しい環境で過ごすことは多くの人に起こり得るシチュエーションですが、その環境が原因でストレスを強く感じて適応障害を引き起こすことがあります。もし新しい環境で強いストレスを感じて心身に不調をきたした場合は、症状の悪化を防ぐためにも適応障害を疑って適切に対応するよう心がけましょう。

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この記事を書いた人

Iku

フリーランスメディア編集部。
歴10年以上のWebライター。

在宅ライターの副業をきっかけに、専業ライターとして開業。
主にコラム記事、ニュース記事を執筆。

パソコンとネット回線さえあればどこでも仕事ができる環境を活かし、コロナ前は1年の半分を海外で、現在は日本国内のどこかと自宅を行ったりきたりの生活をしながら自由に働いています。

趣味は旅行、音楽フェス・コンサート。