
こんにちは、フリーランスメディア編集部 長井です。
フリーランスや副業をしている方の多くが、クラウドソーシングやスキルシェアを通して案件を獲得した経験がありますよね。
最近では様々なプラットフォームがありますが、中でもシェア率が高いのが、ココナラです。
ココナラはどんなサービスなのか?手数料はいくらかかるのか?どのような口コミがあるのか?などをリサーチしました。
スキルシェアとは
スキルシェアとは、個人が自分の特技やノウハウを売買するサービスです。ジャンルは幅広く、特定の分野についてレクチャーをしたり、語学や家事などの経験を活かしたり、農業や林業などの体験を共有するタイプもあります。
例として、絵が得意な方が似顔絵を描いたり、日本語以外の言語を話せる方が通訳をしたりといったものが挙げられます。
本業の合間や家事育児の隙間時間などで、個人が手軽に収入を得られます。価格設定は自分でできるので、安く買いたたかれることはありません。
サイバーエージェントが発表した「スキルシェアリングサービス市場調査」によると、2024年には市場規模が1,037億円に達すると予想されています。このようにスキルシェアが一般化するにつれて、様々なプラットフォームが生まれています。

ココナラとは


ココナラとは、個人のスキルを売買できるスキルシェアのプラットフォームです。2012年に設立された株式会社ココナラが運営しており、300万人以上のユーザーがいます。
サービスの提供はすべてオンラインで完結しており、チャットやビデオ通話、電話などを活用して時間や場所にとらわれることなくビジネスができます。購入や販売に関わるお金については、ココナラが仲介に入るため安心できる点も特徴です。また、ユーザー数が多いため簡単に同ジャンルのサービスを比較することができます。
ココナラの出品者 4つの使い方
ココナラを出品者として利用する場合、4つの使い方ができます。
1,サービスの出品
自分の得意なスキルについて、内容や予算などを決めて提示できます。商品を気に入ったユーザーがいれば購入され、案件成立となります。
2,スキルや経験のアピール
自分のこれまでのキャリアや保有している資格、ポートフォリオなどを掲載することで、購入者の方から見積もり依頼をされることがあります。
3,募集案件への提案
ココナラではサービスをセットして待つだけでなく、購入者が募集している仕事に応募することができます。
4,記事の作成・販売
自分のサービスに関する情報をまとめたり、仕事をするうえで心がけていることをアピールしたり、発信することでより多くの人の目に留まりやすくなります。
出品から納品まで3ステップで完了
1,サービス内容を入力・出品
テキスト、電話、ビデオチャット、コンテンツのいずれかで提供できます。
2,サービスの受注
サービスを購入されると通知が来ます。また、見積作成を依頼されることもあります。
3,作業開始・納品
受注後に相手とやり取りをして、要望に沿った仕事を納品します。
ココナラで取り扱いのあるジャンル
ここならには多数の仕事があります。
ジャンルは「イラスト・漫画」「デザイン」「Webサイト制作・Webデザイン」「動画・アニメーション・撮影」「マーケティング・Web集客」「音楽・ナレーション」「ライティング・翻訳」「ビジネス代行・コンサル・士業」「IT・プログラミング・開発」「占い」「悩み相談・恋愛相談・話し相手」「学習・就職・資格・コーチング」「住まい・美容・生活・趣味」「オンラインレッスン・アドバイス」「マネー・副業・アフィリエイト」の15種類です。
それぞれにカテゴリが分かれており、例えば「デザイン」には「ロゴデザイン」「チラシ作成・フライヤーデザイン」など16に細分化されています。非常に細かいため自分のスキルをピンポイントで探してもらいやすい点は、ココナラの特徴です。
ココナラの手数料はいくら?
ココナラの手数料は、出品者には22%の手数料が発生します。
例えば1万円でサービスが売れたら、2200円のシステム手数料が差し引きされ、実際に受け取る報酬は7800円です。また、購入者に対しても5.5%のシステム手数料がかかるため、金額についてお互いの認識がズレないよう注意が必要です。
※以前は出品者は27.5%の手数料が発生していましたが、出品者側は5.5%軽減され、その分の負担を購入者側が支払うように仕様変更しました
ココナラビジネスとは

ココナラビジネスとは、ココナラの内容をビジネス向けに特化したサイトです。「デザイン」「Webサイト制作」「ライティング・翻訳」「イラスト・漫画」「動画・撮影」「音楽・ナレーション」「ビジネス代行・コンサル・士業」「マーケティング・Web集客」「IT・プログラミング」など、230以上のカテゴリが用意されています。いずれも業界プロ水準のサービスが提供されており、ココナラよりもハイクオリティなイメージです。
見積書や発注書、納品書、請求書などの帳票も発行できるため、企業が利用しやすくなっています。クレジットカード払いや銀行振り込みだけでなく、請求書払いに対応。源泉徴収額の自動計算もできます。また、チームメンバーを招待し、アカウントの情報や取引状況などを管理することも可能です。プロジェクトを立ち上げてメンバーをアサインし、購入取引の進捗などもチェックできます。
ココナラエージェントとは


ココナラエージェントとは、2023年1月から始まるITフリーランス向け業務委託案件の紹介サービスです。ITエンジニア、デザイナー、データサイエンティスト、プロダクトマネージャー、マーケター、人事の仕事を行うフリーランスに、エージェントが案件を紹介してくれます。
ココナラエージェントで得た評価はココナラに連携されるため、ココナラでの販売促進効果もあります。単発案件はココナラ、月次稼働案件はココナラエージェントといった住み分けになる予定です。クライアントとの交渉や契約までサポートしてもらえるため、仕事に集中できます。また、当月締め翌月15日払いという業界最短クラスでの支払いもポイントです。
ココナラに出品するメリット・デメリット
ココナラでサービスを出品するメリットとデメリットをまとめました。どちらの面も理解したうえで、登録・利用しましょう。

ココナラに出品するメリット
1,副業として新しい仕事を始めやすい
ココナラは誰でも無料で登録でき、料金も自分で設定できるため、「試しに副業として新しい仕事をしてみたい」というニーズにぴったり合致します。いきなりエージェントなどに登録しようとしても、実績がなければ案件はなかなか紹介されませんし、自分の力量以上の案件ばかりで上手く対応できません。ココナラであれば簡単な内容のサービスを低料金で出品できるので、本業に差し付けない範囲で副業にチャレンジすることが可能です。
2,事前決済制度になっている
ココナラでは購入者がサービスを申し込むとき、事前に決済しなくてはなりません。そこで支払われたお金は一旦ココナラが預かり、出品者がサービス提供後に支払われます。つまり「一方的に連絡が絶たれてお金をもらいそこねた」といったトラブルが起きにくい仕組みになっています。また、銀行口座の情報やクレジットカード番号などの情報を購入者に知らせる必要がない点も魅力です。
3,おひねりがもらえる
おひねりとは、購入者が出品者に対してトークルームでやり取りしている最中に支払うお金のことです。出品者が提供しているサービスに対して、「追加で〇〇をしてほしい」といった要望がある場合、オプションとして対応できるようになります。メニューとして有料オプションを用意できますが、おひねりがあることでそれ以外の需要がある購入者を取りこぼさず獲得できます。
ココナラに出品するデメリット
1,ココナラは手数料が高い
ココナラでは22%のシステム手数料が発生するため、販売価格の8割程度しか手元に残りません。プラットフォームを利用する以上こういった出費があることは仕方のないことですが、他のクラウドソーシングサイトと比較してもやや高いと言えるでしょう。
2,ココナラだけで生計を立てることは難しい
ココナラで毎月数十万円の売上を獲得できる方は多くありません。副業として数万円をコンスタントに稼ぐことはできますが、ココナラだけで生活に必要なお金を集めようとすると、非常に苦労します。
複数のスキルシェアサイトに登録することで、在宅でも安定した仕事を獲得できるでしょう。
ココナラの評判・口コミ
SNS上にはココナラに対して多数の評判が書かれています。その中でもいくつかの口コミをピックアップしました。
ポジティブな評価
取り扱いジャンルが多い
ココナラでは230以上のジャンルを取り扱っており、非常に幅広いサービスを出品できます。その点が評価され、「他のクラウドソーシングだと売れない商品を出品できた」「新しい副業にチャレンジするとき、サービス内容の検討に役立った」といった口コミが見られます。
サポートが手厚い
ココナラは運営が364日サポートしてくれるため、何かトラブルが起きた時も安心です。また、よくある質問にこれまで起きたトラブルへの対応策が網羅的に掲載されているので、自分で解決することもできます。そのため、「購入者と連絡が取れなくなったけど、ココナラが対応してくれて無事に報酬がもらえた」「問い合わせようと思ったが、よくある質問を見たらそれで済んだ」といった口コミがありました。
気軽に始められる
フリーランスになってみたい、副業をやってみたいという思いがあっても、いざ始めるとなると準備が大変で実行できないという方は大勢います。しかしココナラは500円など低価格の出品でもしやすく、気軽に始められる点がメリットです。実際に、「まずは月1万円を目指してココナラに登録してみた」など、ユーザーが気負いすぎず仕事を始めている口コミが見られます。
ネガティブな評価
トラブルに巻き込まれる
ココナラの仕事を通じて、トラブルに巻き込まれそうになった方もいるようです。バナーデザインを依頼され、まずはお試しで作るように依頼があったので作成したら、その分のお金は払われず連絡が取れなくなるといった事例があります。また、「芸能人の写真を使ったロゴ作成という、著作権に違反する仕事を依頼された」という方もいました。
バナー制作の依頼を受けました。
まとめて依頼したいのだが、試しに1個つくってみてほしい。
とのことでした。
デザインを発注する側が相手の力量をしりたくなる気持ちもわかります。
そこでひとつ作り、お渡ししました。
結果、大変すばらしい出来だとほめてくださりました。
その後、10個依頼することを約束に、
依頼前にもう2個つくっていただけないか?
とのことだったので、希望通り2個つくりました。
そして、お察しの通り、
連絡は途絶えました。
ココナラ:本当にあった危険な依頼(体験談)
信憑性の低い商品の取り扱いがある
「違法商材の取り扱いがある」という口コミ・相談投稿がありました。
「月20万円稼ぐ方法教えます!」こちらの商材を購入して、そのまま全く同じように「月20万円稼ぐ方法教えます!」とココナラで出品する。という商材でした。理解できませんでしたが、違法商法ではない(出品者曰く)とのことでした。しかし、納得できないため、出品を取り下げました。購入者はいませんでした。
参照:ココナラ法律相談
また、「初回限定価格」の商品を購入させ、それを受け取って転売するといった出品者もいます。
電話対応してくれない
ココナラはお問い合わせフォームからサポート依頼できますが、電話での対応はしていません。これについて不満な口コミが散見されます。また、フォームでの対応は最大2営業日かかることがあるので注意が必要です。
ココナラで売上をアップさせるコツ
ココナラでしっかり売上を作るには、いくつかのポイントがあります。特に以下の6つはぜひ参考にしてください。

プラチナを目指す
ココナラには出品者ランクがつけられており、条件を満たしてランクアップするほど購入者からの信頼度が上がります。
「レギュラー」条件
累積の有料販売件数が1件以上です。ココナラに登録したら、まずはレギュラーの獲得から始めます。
「ブロンズ」の条件
累積の有料販売件数10件以上、累積の納品完了率80%以上、最終ログイン直近3ヶ月以内です。
「シルバー」の条件
直近3ヶ月の有料販売件数10件以上、直近3ヶ月の納品完了率85%以上、最終ログイン直近1ヶ月以内です。
「ゴールド」の条件
直近3ヶ月の有料販売件数5万円以上、直近3ヶ月の納品完了率90%以上、直近3ヶ月の平均評価4.8以上、本人確認済、最終ログイン直近1ヶ月以内です。
「プラチナ」の条件
直近3ヶ月の有料販売件数10万円以上、直近3ヶ月の納品完了率90%以上、直近3ヶ月の平均評価4.8以上、本人確認済、最終ログイン直近1ヶ月以内です。プラチナに昇格するのは大変ですが、購入者から注目されやすくなり、サービスが売れやすくなります。これらのランクは毎月1日になったときにどの条件を満たしているかで、ランクが変更されます。
プロフィールを作り込む
プロフィールの充実度
まず、プロフィール画像は必ず登録してください。自分の顔がわかるものがベストですが、顔出しをしない場合でも何らかの画像を入れておきましょう。未設定のままだと、購入者からの印象が悪くなってしまいます。
自己紹介欄もしっかり記入
どんなサービスを提供しているか、どのようにスキルを磨いてきたかなどがわかると、安心して購入してもらえます。文章を書くのが苦手な方は、ココナラでライティングを出品している方がいるのでそちらを利用するのもおすすめです。また、対応できる曜日や時間が限られている方はその情報も記載しておくとよいでしょう。
スキル/経歴には得意分野や資格、経歴などを記入
あなたが信頼できる出品者なのか、どんなことができるのかを判断される部分なので、できるだけたくさん埋めてください。とくに受賞歴や講演歴がある場合は必ず記載しましょう。ここでどれだけ強みをアピールできるかで、購入率が変わります。
ポートフォリオがしっかりと作り込む
デザインや動画、ライティングなど、実際に自分が作ったものを公開してください。出品者にとって「この人がどんな仕事をするか」が一番わかる部分なので、ポートフォリオが一つもなければなかなか購入されません。
オプションの充実
サービスとして出品していないものでも、オプションとして対応できるものや、柔軟に対応できる内容などあれば、その旨を書いておくだけで相談される件数が増えます。
公開依頼で実績を積む
公開依頼とは、購入者側が「こういった仕事を、このくらいの料金でお願いしたい」と公開している案件です。いわゆるコンペ形式で、一つの依頼に対して興味のある出品者が手を挙げ、購入者が誰に依頼するかを決めます。自分で仕事内容や料金を設定できない点はデメリットですが、ただ待っているだけより仕事を獲得しやすいです。
公開依頼をいくつかこなして実績を積むことで、評価が高まり出品しているサービスの売れ行きがよくなるという効果もあります。ココナラに登録したものの一度もサービスが売れないという方は、まず公開依頼を集中的に獲得してみるのも一手です。
依頼しやすい価格帯の商品を用意する
購入者は「この人は本当に信頼できるだろうか」「自分の希望する仕事をしてくれるだろうか」という不安を抱いています。それを解消するため、お試し感覚で購入できるメニューを用意してください。例えばカウンセリングを出品している方であれば、低価格で10分だけのお試しでコミュニケーションが取れるサービスなどがあると、まずはそれを購入し、よさそうであれば本格的なものを購入するといったように段階的に進むことができます。
サムネイルを作り込む
サービスページにはそれぞれ、サムネイルを設定できます。サムネイルがないとそれだけで魅力が減少してしまい、競合に勝てません。他のサービスと並んだ時に目を引くような写真やデザインを作り込むと、クリック率が上がります。どんなに素晴らしいサービスもまずは知ってもらわなくては購入されないので、自分でしっかり作り込むか、ココナラでサムネイル作成をしてくれる方を探すなどしましょう。
DMを活用する
ココナラでは、誰が自分のサービスをお気に入りしてくれたかがわかるようになっています。そこで、お気に入りしてくれた方にDMを送ってアピールしましょう。お気に入りしてくれたということは、あなたのサービスに興味を持っているということなので、不特定多数にアピールするより案件獲得の成功率は上がります。
ココナラは、副業を始めたりフリーランスとして案件を獲得したりといった目的がある方には、おすすめのサービスです。まずは登録して出品メニューを準備し、コツコツと実績を積み重ねましょう。


