将来的に独立開業・起業を目指している、副業をしたいという方は、まず資格を取得すると仕事をする上で有利に働くことが期待できます。そこで今回は、独立開業・起業、副業をしたい方におすすめの資格・講座ランキングをご紹介します。

独立開業・起業に役立つおすすめ資格・講座ランキング

独立開業や起業を目指すために必ずしも資格取得は必須ではないものの、取得しておくと将来的に有利になる資格があります。その中から、おすすめの資格・講座トップ5を解説します。

1位：ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーとは、保険や税金、年金などお金に関する知識を元にライフプランを設計する専門家です。ファイナンシャルプランナーとして働くには、資格の取得は義務ではありません。しかし、金融資産や不動産、相続などの幅広い知識が求められるため、ファイナンシャルプランナーになるには国家検定の「FP技能士」または民間資格の「CFP」や「AFP」の資格取得に加えて実務経験が必要となります。

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2位：ITパスポート

ITに関する基本的な知識を持っていることを証明できるのが、ITパスポートの資格です。この資格は国家試験「情報処理技術者試験」の一つで、取得していると情報処理に関する知識や技能を有していることを証明できます。ITパスポートは経営全般についても学べる資格である点も特徴で、IT系の仕事で独立開業や起業を目指す方にとっても有益な資格といえるでしょう。

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3位：日商簿記検定

起業の経営活動の記録や計算などの習得度を認定できるのが、日商簿記検定です。資格は1～3級の3段階がありますが、一般的の簿記を学ぶ人が目指すのは2級です。1級は高度な商業簿記や企業会計などの知識が求められるため、難易度が高い資格の一つに数えられます。

幅広い場所で使われている簿記の知識と技術を証明できる資格なので、日商簿記検定を取得していると活躍の場を広げられます。

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4位：伝え方コミュニケーション検定

伝え方コミュニケーション検定とは、「伝え方」を学ぶことでより良い人間関係を構築するためのスキルを身につける資格です。コミュニケーションはオフィスでの人間関係において大いに役立つスキルなので、この資格を取得することで仕事上でのコミュニケーションに活かせるほか、コンサルタントとして独立も目指せるでしょう。

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5位：情報セキュリティマネジメント

情報セキュリティマネジメントの資格は、ITパスポートと同じ国家試験「情報処理技術者試験」の一種です。インターネットの普及に伴い急増しているサイバー攻撃などの脅威に適切に対処するために必要となる情報セキュリティ管理に関わる知識やスキルを認定できます。

この資格はセキュリティエンジニアにとって取得が欠かせないので、特にセキュリティエンジニアとして独立したい方は取得しておきたいところです。

取得するだけで独立開業できる資格

取得していれば独立開業できる資格は、多くが資格取得者以外が携われない「業務独占資格」が多く、取得の難易度が上がります。しかし、難易度が高い資格を取得できれば、独立開業して働くチャンスが広がるでしょう。

1位：行政書士

行政書士は官公署へ提出する書類の作成や申請代行、相談業務などを行う仕事で、国家資格となります。法律の知識を身につけられるためその他の資格との相性が良く、前述のファイナンシャルプランナーや後述する社会保険労務士、中小企業診断士や司法書士などの資格も取得することで仕事の幅を広げられます。

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2位：社会保険労務士

社会保険労務士は、社会保険などの公的保険や労働関連の法律の専門家として労務や人事管理を行うスペシャリストです。こちらも業務独占資格の国家資格で、公的保険に関する手続き代行や労働社会保険諸法に基づく書類作成は社会保険労務士のみができる業務です。

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3位：中小企業診断士

中小企業診断士は、経営コンサルタントに関わる唯一の国家資格です。中小企業の経営状況を診断し、改善をアドバイスするコンサルタント業務を行います。この資格には独占業務がないので資格取得者以外でも経営コンサルタント業務ができますが、資格を取得することで「中小企業診断士」と名乗ることができ、経営コンサルタントとして独立開業も可能です。

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4位：税理士

税理士は、税務の専門家として国が認めたことを証明できる国家資格です。税理士には「税務代理」「税務書類作成」「税務相談」の3つの独占業務があり、主に中小企業や個人事業主がクライアントとなります。税理士として独立開業を目指せるのも、資格取得のメリットです。

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5位：司法書士

司法書士の資格は、法律のスペシャリストである国家資格です。司法書士の仕事には、法務局や裁判所、検察庁などに提出する書類作成のほか、不動産登記や商業登記、成年後見業務、企業法務コンサルティングなどがあります。これらは司法書士の独占業務で専門性も高いので、若いうちから独立開業して活躍する司法書士も少なくありません。

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副業に役立つ資格・講座ランキング

独立開業や起業までは目指していないけれど副業を希望している、という方におすすめの資格や講座は、以下の5つです。

1位：メンタルヘルス・マネジメント®検定

メンタルヘルス・マネジメント®検定とは、企業で働く人が抱える心の不調を防止するための知識を習得する民間資格です。一般社員向け、管理職向け、人事・総務部門向けの3種類のコースがあり、資格を取得すると職場環境の改善に携われるほか、副業として悩み相談のカウンセラーとして働く機会ができるでしょう。

2位：コンサルタント養成講座

コンサルタント養成講座は、国家資格であるキャリアコンサルタント資格を取得し、独立の準備を進めるための内容となっています。コンサルタント養成講座を受講して資格を取得した後は、コンサルタント業務を副業にする機会ができることに加えて、コンサルタントとして独立開業や企業を目指すことも可能です。

3位：MOS

MOSとは、「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト」というWordやExcelなどのマイクロソフト社製オフィスソフトのスキルを証明できる国際資格です。マイクロソフト社のオフィスソフトを多用するオフィスワークや販売職などでスキルを活かせるので、書類作成やデータ入力などの副業を希望する方におすすめです。

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4位：秘書検定

秘書検定は、秘書として必要な知識や技能を証明できる資格です。難易度が低い順に3級、2級、準1級、1級の4種類があり、1級は高度な知識と技能が問われます。秘書検定を取得していれば、副業としてオンラインでの在宅秘書としてスキルを活かして働けるでしょう。

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5位：西洋占星術士

西洋占星術士とは、西洋占星術の基礎や歴史を理解し、占い方を身につけていることを証明できる資格です。占い師になるには特別な資格は不要ですが、資格をプロフィールに記載すると西洋占星術に関する知識や技術を持っていることをアピールできるので、副業で占い師の仕事をする際に有利になることが期待できます。

資格を取得して知識や技術を身につけておきましょう

仕事に役立てられる資格は非常に多くの数がありますが、自分が何をしたいのか、どのようなジャンルで働きたいのかで絞り込めば、取得するべき資格を決められるのではないでしょうか。今回ご紹介したおすすめの資格や講座で必要な知識や技術を身につけて、独立開業や起業、副業を成功へ導きましょう。