ITフリーランスエンジニアが案件を獲得するには、自分で営業を行ったりクラウドソーシングサイトや求人サイトで案件を探したりする方法がありますが、近年はフリーランス向けのエージェントも増えています。その1つであるレバテックフリーランスは、テレビCMを放映するなど知名度が高く、歴史が長いエージェントです。

今回は、レバテックフリーランスの口コミでの評判とともに基本情報やメリット・デメリットをご紹介します。

レバテックフリーランスとは

レバテックフリーランスは、ITフリーランスに特化したエージェントです。20年にわたりフリーランスにに特化したサービスを提供している歴史と、2020年時点で登録者数ナンバー1のフリーランスエージェントとしての実績を持っています。

フリーランスのITエンジニアは、自分自身で案件を獲得しなければ仕事ができません。案件獲得のためには営業やクラウドソーシングサイト・求人サイトで案件を探し、クライアント企業と案件の交渉を行うなどエンジニアとしての仕事以外にやるべきことが多くあるため、それが負担と感じている方は多いといわれます。

フリーランス向けのエージェントでは、そのような時間や手間をかけることなく案件獲得が可能です。案件を紹介してもらえることはもちろん、コーディネーターがさまざまなサポートを行います。レバテックフリーランスでも、プロの担当コーディネーターが案件のマッチングや単価交渉、契約代行などを代行してくれるほか、案件参画後もきめ細かなサポートを行ってくれます。

レバテックフリーランスのメリットとデメリット

現在、ITフリーランスエンジニアが利用できるエージェントは数多くありますが、その中でレバテックフリーランスの利用には以下に挙げるメリットがあります。しかしメリットばかりではなく、いくつかのデメリットもあるので、レバテックフリーランスを利用する前にメリットとデメリット両方を把握しておきましょう。

メリット

・案件数が豊富
多くのフリーランス向けエージェントの中でも、レバテックフリーランスは業界トップクラスの案件数を誇ります。案件の数が多ければ多いほど選択肢が広がるので、より自分に合った案件を見つけやすいのがメリットです。

・高単価の直請案件が多い
レバテックフリーランスで取り扱う案件は、クライアント企業からの直請案件が多いのが特徴です。余計な中間マージンがかからない案件が多いため、その分高単価案件が多いメリットがあります。

・スカウトを受けられる
正社員の求人サイトではよくあるスカウトですが、フリーランス向けのエージェントではコーディネーターからの案件提案が一般的です。多くの企業との取引実績があるレバテックフリーランスでは、案件の提案とともにスカウトも受けられるのが大きなメリットです。自分で探す案件やコーディネーターの提案とはまた異なる、新たな可能性を広げられる案件に出会えるチャンスが増えるでしょう。

・手厚いサポートを受けられる
レバテックフリーランスは、担当のコーディネーターによる手厚いサポートを受けられるのもメリットの1つです。コーディネーターはフリーランスのITエンジニアとクライアントとの間に立ち、案件の紹介から企業との交渉、スケジュール調整などを行います。商談の際はコーディネーターが同行してくれるので、心強いサポートとなるでしょう。

・福利厚生パッケージを用意
フリーランスになると会社員のような福利厚生が受けられなくなりますが、レバテックフリーランスでは会社員並みの充実した福利厚生パッケージ「レバテックケア」を利用できるメリットがあります。レバテックケアには、人間ドックやスポーツジム利用などのヘルスケアサポート、お祝い制度や各種サービスの割引に加えて、税理士の紹介なども含まれます。

福利厚生がまったくないフリーランスにとって、レバテックフリーランスの福利厚生パッケージは魅力的ではないでしょうか。

デメリット

・経験が浅い人は案件受注が難しい
業界トップクラスの豊富な案件を取り扱うレバテックフリーランスですが、エンジニアとしての経験が浅い人は案件紹介をうけにくいので利用しづらい点がデメリットです。スキルや実務経験が不足していると、思うように案件受注が叶いません。

・首都圏以外の案件が少ない
レバテックフリーランスは首都圏、関西圏、愛知、九州エリアを対象としています。そのため、これらの地域以外で案件を受注したい方は、希望に沿った案件受注が困難な点がデメリットです。また、地方の案件を取り扱ってはいるものの、実際は首都圏の案件がメインとなっているため、対象エリアでも地方の案件が少ない点はデメリットといえます。

・副業の案件が少ない
レバテックフリーランスで取り扱う案件は、週5勤務が多い傾向があります。副業の案件や週2～3勤務で働きたい方にとっては希望の案件が少なく、紹介してもらえる機会も減ってしまうのがデメリットです。

レバテックフリーランスの口コミ・評判

レバテックフリーランスを実際に利用しているITフリーランスエンジニアの評判は、口コミをチェックするとある程度把握できます。そこで、X（旧Twitter）にユーザーが投稿しているレバテックフリーランスに関するポストで、口コミや評価をご紹介します。

良い口コミ

引用元：X

こちらのポストでは、カウンセリングを通して今後の道筋を明確にできた点が良い評価につながっていました。まだフリーランスとして働き始めてはいないものの、将来的にフリーランスとして独立するべきか迷っている方が自分の考えを再認識するために、カウンセリングを利用するのも1つの方法です。

引用元：X

他のエージェントと比較すると、レバテックフリーランスは案件数が豊富かつ有名企業の案件が揃っていることが高評価につながっています。良い案件を獲得できるチャンスが多いことは、レバテックフリーランスを利用するメリットとなるでしょう。

引用元：X

近年は多くのフリーランス向けエージェントがありますが、その中でもレバテックフリーランスはやはり案件数が多く、フォロー体制がしっかりしている点で高評価を得ています。どこのエージェントも手数料はかかるので、同じ手数料がかかるのであれば手厚いフォローを受けられるレバテックフリーランスがおすすめという意見でした。

悪い口コミ

引用元：X

フォロー体制に高い評価を得ている一方で、コーディネーターの対応の悪さにネガティブな評価をつけているポストです。上記のようにやり取りがスムーズにいかないケースのほか、登録をしたけれど返信が来ないというポストもありました。

引用元：X

対応が悪いという声とともに、門前払いされるというポストもX上で数多く見られました。登録をしてもカウンセリングさえしてもらえない点に不満を感じている方は多いようです。未経験や駆け出しで登録をして断られているケースがあるため、経験者で門前払いの対応を受けることはあまり多くはないかもしれません。しかし、レバテックフリーランスを利用するには、ある程度の経験やスキルは必須といえるでしょう。

まとめ

レバテックフリーランスは、業界トップクラスの案件数で高単価の案件獲得が期待できるエージェントです。手厚いサポートやフォロー体制、福利厚生などが受けられるメリットがありますが、未経験者・経験やスキルが不足している方にとっては案件獲得は難しいどころか、カウンセリングも受けられない点に悪い口コミが集まっていました。

レバテックフリーランスは基本的に経験者を対象にしているサービスなので、十分な経験とスキルを持っているフリーランスエンジニアであれば、充実したサービスを受けながら高単価案件を獲得できる機会を得られるでしょう。